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内視鏡検査

上部内視鏡検査

当院では、上部(胃・食道・十二指腸)内視鏡検査を行っております。上部内視鏡検査では、食道、胃、十二指腸の中を観察することが出来るため、上部消化管に起こる病気の診断を行うことができます。

胃の調子がどうも良くない、胃痛が続いているといった症状が続いている場合は、ご相談ください。内視鏡検査は、胃がんの早期発見で最も力を発揮します。異常が認められた場合はその場で組織を採取することもできます。

また、ピロリ菌の検査~除菌を保険適用にて施行する場合、内視鏡や造影検査で胃潰瘍・十二指腸潰瘍胃炎と診断されていなければなりません。当院では、ヘリコバクターピロリ感染症の治療も行っております。

当院の内視鏡

2019年9月に最新式LED内視鏡に設備更新いたしました。患者さんの検査の負担の軽減のため、経口・経鼻どちらの場合も細い内視鏡スコープを使用いたします。従来は、細径タイプの内視鏡は、見える範囲が若干狭いというデメリットがありました。今回導入した最新式LEDスコープは、細径でも広角視野での検査が可能なため性能を落とさずに検査することが出来ます。

また、画像を作り出すプロセッサーは、複数の高出力LED照明を用い、白色光と短波長狭帯域光を生成します。発光強度比を変えて照射しさらに画像処理を組み合わせることで、より観察しやすい画像を作り出すことができます。血管や表面構造などの観察に適した画像を表示したり、赤みを帯びた色はより赤く、白っぽい色はより白くなるように色の拡張・縮小を行い、粘膜の微妙な色の違いを強調する機能を駆使して、質の高い検査が出来るように性能がアップしております。

検査では、患者さんの希望や身体的特徴から、経鼻・経口のどちらでも検査が可能です。
経口の場合は挿入の際に咽頭反射により不快な思いをすることがあるため、上部内視鏡検査を受けられる9割の方が鼻からの内視鏡を選択されると言われています。
経鼻内視鏡では鼻から挿入して鼻腔を通り食道へ入るため、咽頭反射を起こしにくいという利点がありますが、その反面、鼻腔が狭い方は検査することが出来ない、経口に比べ検査前処置や挿入時間に若干時間がかかるというデメリットもあります。患者さんにあったものを、使用し検査いたします。

上部内視鏡により診断できる病気

食道 食道がん・食道静脈がん・バレット食道・食道炎など
胃がん・胃粘膜下腫瘍・胃潰瘍・胃ポリープ・びらん
表層性胃炎・萎縮性胃炎・びらんなど
十二指腸 十二指腸がん・十二指腸潰瘍など

当院では、消化器外科/内視鏡専門医による上部内視鏡検査、検査後の治療管理、必要な場合はしかるべき医療機関への紹介をおこないます。

新井 晋(あらい しん)

  • 医学博士
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会指導医
  • 日本内科学会認定医
担当 胃腸科
コメント 胃内視鏡を担当しています。
また、消化器系の問題がありましたらご相談ください。
診療日 金曜午前
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