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高血圧症

高血圧症は、40歳以上の日本人の半数が罹患していると言われています。あまりに身近であること、自覚症状が少ないことから、放置されることが多い疾患です。高血圧の状態を放置していると動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞、腎不全などの重大な病気をひき起こすことも少なくありません。高血圧は、血管が細くなったり、心臓から送り出される血液の量が多くなることによって、血圧が高くなる疾患です。大きく本態性高血圧と二次性高血圧に分けられ、前者が原因の分からないもの、後者が腎臓やホルモン異常が原因でひき起こされるとされています(原発性アルドステロン症・腎血管性高血圧など)。

治療

二次性高血圧のように原因が特定されるものの場合は、原因となる疾患を先行して治療する事が一般的です。しかしながら、大半が原因が特定できな本態性高血圧です。本態性高血圧は、遺伝的な素因と運動不足や肥満、喫煙やアルコールの摂取、塩分のとり過ぎなどの生活習慣が関わっていると考えられていますが、現在のところはっきりした事は分かっていません。高血圧症は収縮期血圧140以上、拡張期血圧90以上というのが、現在のガイドライン上の基準となっていますが、Drが年齢などを考慮しながら治療にあたります。運動療法や塩分を控えた食事療法など生活改善で良くなる場合もありますが、中等度以上の高血圧の方は、生活改善と同時に内服薬による治療を行うことが一般的です。

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