高尿酸血症

高尿酸血症とは、体内に尿酸が蓄積され血中尿酸濃度が一定の基準値を上回ることを言います。魚卵などに多く含まれるプリン体が余分になると尿酸になり尿から排出されます。尿酸が過剰に産生されたり、腎機能の低下などによりうまく排泄できなくなると、血中に含まれる尿酸の濃度が高くなります。体内に溜まった尿酸の結晶が関節に沈着すると炎症を起こし激しい痛みをともなうことがあります。特に足の親指の付け根や足首に沈着すると、痛くて歩けないほどに腫れあがり、いわゆる痛風発作といわれる状態になります。通常1日以内に痛みのピークに達し、3~10日程度で自然におさまりますが、高尿酸血症を放置すると発作は再度おこります。

原因

適量を超えたプリン体を含む食品やアルコールの摂取と遺伝的関与が組み合わさり、尿酸の産生と排泄のバランスが崩れることにより、高尿酸血症を引き起こします。

検査と治療

診断は、血液検査による血中の尿酸値測定にて行います。痛風については、症状からの診断が可能ですが、発作時は血中の尿酸値が低くなることもあります。また、合併症として尿の排泄時に尿酸の濃度が高くなると、尿酸の石(尿酸結石)ができることがあり、尿路結石症になると腰背部の強い痛みとともに血尿が出ることがあります。腎臓内にできた石は超音波(エコー)にて検査することができます。 治療は、食事療法・運動療法によるものと、内服による治療があります。食事療法ではエネルギーの摂りすぎの改善により内臓脂肪や体重の適正な管理をすることにより尿酸値の改善につながることもあります。また、前述したプリン体を多く含む食品をなるべく控えることが必要です。併せて運動不足の解消などによる生活習慣の改善が基本となりますが、必要に応じて尿酸の体内での生成を抑える薬や尿酸の排泄を促す薬などが医師の判断により処方されます。痛風発作時は痛み止めを使用することが一般的です。



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