かぜ(感冒)・咽頭炎・気管支炎・上気道炎

かぜは、ウイルスや細菌などが、気道にはいり粘膜に付着・侵入し増殖することによって発症します。免疫によって、症状が出ずに終わることもあります。上気道(鼻・咽頭・喉頭)や下気道(気管、気管支、肺)が急性炎症をおこす疾患を総称してかぜと呼んでいます。

原因

かぜと呼ばれるものの8~9割がウイルスが原因と言われています。主なものとして、コロナウイルス、ライノウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、RSウイルス、インフルエンザウイルスなどがあります。その他、溶連菌(A群β溶血性連鎖状球菌)、百日咳菌やマイコプラズマ菌といった細菌や非定型病原体などがあげられます。

症状

鼻水、鼻づまり、のどの痛み、せき、たん、発熱、悪寒、頭痛、倦怠感など軽症なものから、40℃近くの高熱がでたり症状が長引くことなど様々です。

検査

【抗原検査】
検査したいウイルスの抗体を用いて、ウイルスの特異的タンパク質(抗原)を検出する検査方法です。
代表的なものとして、鼻から綿棒をいれて検体を採取するインフルエンザの簡易迅速検査があげられます。他にも、RSウイルス、アデノウイルス、溶連菌感染症、ロタウイルス、ノロウイルス、ヒトメタニューモウイルスなどの迅速検査キットが使われています。
PCR検査と比較すると感度は低いですが、特別な検査機器を必要とせず、短時間で結果が出るため、町の診療所などは抗原検査を行うことが一般的です。
上記は、5~15分(長いもので30分)程度で結果が出るものがおおく、導入している事がおおいですが、感度や特異度について把握した医師が患者さんの経過や症状をあわせて判断する事が重要です。

【PCR検査】
専用の試薬を使用して、感染したと疑われるウイルスに加熱と冷却を繰返し増幅させて検出させる方法です。
検査では、鼻や咽頭の奥を綿棒でぬぐい、検体を採取して検査を行うことが一般的です。
昨今では、新型コロナウイルスのPCR検査において唾液検体によるの検査の感度・精度が確認され唾液検体での検査が急拡大しています。

発症する数日前より検出可能とされています。
主に体内にウイルスが検査時点で存在するかを調べるときに用います。
新型コロナ感染拡大でPCR検査がとり正されていますが、感度は約70%程度と言われており、検体採取をした場所にウイルスが存在しなかった場合などは感染していた場合でも陰性となってしまう場合があります。
抗原検査と同様にPCRでも偽陰性(擬陽性)があることを認識したうえで、患者さんの経過や症状、呼吸器状態や胸部CT、血液検査などの他の検査の結果も踏まえながら、診療をすすめていく必要があります。
当院では新型コロナウイルス拡大に伴い、迅速な検査対応ができるようPCR検査機を導入致しました。


治療

安静、水分・栄養補給により、自然に治癒することもしばしばあります。内服では、患者さんの症状にあわせたお薬の選択が一般的になり、総合感冒薬の処方は減ってきています。 予防することがとても重要で、かぜの流行っている時などには、 外出時のマスクの着用、外出後の手洗いうがい手洗いが予防につながります。



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